スワップポイント(金利差調整額)を狙う
FXでは外貨預金の利息に相当する「スワップポイント」が発生します。
金利差で収益を得られるチャンスも!
スワップポイントとは
スワップポイント(スワップ金利)とは、通貨間の金利差調整分のことです。一般的に、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買えば、2通貨間の金利差からその差額を受け取ることができます。
逆に、金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買えば、今度はその差額を支払うことになります。現在、日本の金利は世界で最も低水準ですから、対円の通貨ではほとんどの場合、買い持ちでスワップポイントを受け取り、売り持ちでは支払うことになります。
日々発生するスワップポイント
スワップポイントの付与タイミングについては、各営業日の終了時となります。楽天銀行では、システムメンテナンス時間に入った時点でポジションを保有していた場合、メンテナンス時間終了後、保有ポジションにスワップポイントが付与されます。
保有ポジションが倍なら、スワップポイントの受け取りも倍増
レバレッジをかけてポジションを倍にした場合
仮に豪ドル/円=100円だったとして、50万円の証拠金を預けていたとします。ある日の取引では、1万豪ドル通貨を保有していると、この場合レバレッジは2倍となり1日あたり72円のスワップポイントがもらえました。同条件で2万通貨にポジションの保有を増やせば、レバレッジは4倍で、スワップポイントの受取りは倍の144円となります。
このように、同じ証拠金の範囲でも、レバレッジを駆使することでスワップの魅力も大きく変化し、またポジションを長期で保有することで、定期収益を狙うこともできます。
ここがポイント
「支払い」もデイトレードなら発生しない!
高金利通貨を売って低金利通貨を買う場合は、スワップポイントは支払いとなりますが、デイトレなら発生しないので気にせず売買できます。