不正出金
第三者がお客さまの口座に不正にログインして送金したり、キャッシュカードの盗難・拾得・スキミングなどにより、不正に出金される犯罪です。


不正出金の事例

クラウド上に保存しているID、パスワード、暗証番号が何かしらの方法で盗みとられ不正出金される。

ネットカフェの店員が店のパソコンにスパイウエア(キーロガー)を仕掛けて、顧客のID・パスワード・暗証番号を盗み、お客さまの口座に不正ログイン、不正に出金する。

車上荒らしによりキャッシュカードが盗まれ、何者かがATMで不正出金を行った。暗証番号は類推されやすいものであった。

スマートフォンを紛失。IDや、パスワードは推測が容易な文字列であったため、何者かが拾得したスマートフォンから不正にログインし、不正出金を行った。

対策
01.
ID・パスワード・暗証番号等は厳重に管理する

- ID・パスワード・暗証番号等はほかのサイトなどと共通のものにしない。
- 誕生日や電話番号など、他人に推測されやすい文字列を避ける。
- クラウド上や、PC・スマートフォン端末に保存しない。
02.
カード・スマートフォンは厳重に管理する

- カードを入れた財布やスマートフォンは、自動車内などの他人の目に付きやすい場所に放置しない。
- 例えご家族であっても、第三者にカードを渡さない。
- スマートフォンを紛失した場合、契約している通信会社、スマホ決済サービス会社に連絡しサービスを停止する。
03.
不審なメールや電話にご注意

- 金融機関からのメールや電話を装い、暗証番号等を盗もうとする手口があるため、不審な電話やメールに注意。
- ログイン時に暗証番号を求められる事はないため、ログイン画面に暗証番号入力が出てきた場合は絶対に入力しない。