振り込め詐欺(振込被害)
振り込め詐欺とは、「オレオレ詐欺」「架空請求」「融資保証金詐欺」などの総称です。犯罪の内容を理解して、被害にあわないようにご注意ください。
息子や孫になりすました犯人から突然電話があり、仕事に関するトラブルなどを口実に、お金を要求する詐欺です。


オレオレ詐欺の手口
01.

被害者の息子や孫になりきって、「トラブルにあい、至急でお金が必要になった。」などと金銭の要求をする。
02.

息子のほかに、会社の上司、警察、弁護士などが登場する劇場型の詐欺も増えている。
03.

金銭の受け取りに、当然本物の息子は来れないので、架空の同僚・上司・弁護士などが引き取りに現れる。
事例

もしもし、久しぶり!俺だよ、俺!
タロウか?久しぶり。急にどうしたの?


そうそう、タロウだよ!
相談なんだけど、実は、会社のお金が入ったカバンを落としてしまって、今日中にどうしてもお金が必要なんだ。なんとかお金を用意できないかな…?

お電話代わりました。
お世話になっております。タロウ君の上司です。
私も一部負担しますので、どうにかできませんでしょうか?会社に大損害が出てしまうので、タロウ君のためにも…
(息子の会社や上司のかたに迷惑がかかるのは忍びないなぁ…)
分かりました。お金はなんとかします。
どうやって渡しましょうか?


タロウに電話代わったよ。
俺は落とし物の届けがあって直接行けないから、代わりに同僚が取りに行くよ!
〇〇駅前まで来てもらってもいいかな?
※上記は、あくまでも一例です。実際には、さまざまな内容や方法でのアプローチがあります。

対策
01.
お金の話が出たら即答せず、一旦電話を置き、家族などに相談する。
02.
家族と本人しか知りえないような事をいくつか質問してみる。

「振り込め詐欺救済法」に基づいて被害額の全部又は一部を回復できる可能性があります。
詳細については「振り込め詐欺の救済について」をご覧ください。