イーバンク銀行、取引所為替証拠金取引(FX)の口座数が取扱い開始からわずか約8ヶ月で1万口座を突破

2008年8月11日

インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一、以下「イーバンク」)は、昨年11月から取扱いを開始した取引所為替証拠金取引「くりっく365」の口座数が、8月8日時点で1万口座を突破いたしました。「くりっく365」を取り扱う金融機関全体の口座数が、2008年3月末から6月末にかけて約20%程度増加したことに対し、イーバンクは同期間中に約50%増加しております。

イーバンクは公設市場による為替証拠金取引を提供することで、パソコンや携帯電話を通じてお客さまに安心して参加いただける環境を整えており、6月末時点の顧客預り残高は3,844百万円になりました。また、東京金融取引所では、今秋を目処に「くりっく365」のシステム増強を予定しており、さらにお客さまにとって便利な機能・サービスが追加される予定です。

イーバンクでは投資信託の残高口数や外貨預金残高等も順調に増加しており、今後も金融商品のラインアップ拡充を積極的に進めてまいります。

取引所為替証拠金取引「くりっく365」の特徴

1. 投資家にとってより有利な取引価格でお取引いただけます

取引所為替証拠金取引は、複数の金融機関が金融先物取引所に提示する売買価格のうち、投資家の最も有利な売買価格で取引が行われます。そのため、取引価格の透明性が高く、銀行間取引とほぼ同等の価格、狭いスプレッド幅となり、投資家にとってより有利な取引価格でお取引いただけます。

2. より低い信用リスクにてお取引いただけます

取引所為替証拠金取引は、間接的に取引所が取引の相手方となるため、より低い信用リスクにてお取引いただけます。また、証拠金の管理は取引所に預託され分別保管されますので、万が一の場合でも証拠金の保全が図られます。

3. 税制上の優遇を受けられます

株価指数先物取引や商品先物取引など他の取引所の先物取引との損益通算が可能なほか、一律20%の税率による申告分離課税の適用、確定申告をした年に控除し切れなかった損失について、翌年から最長3年間にわたり繰越控除を受けられるなど税制面での優遇を受けられます。

【リスクについて】 為替証拠金取引の主なリスク

価格変動リスク
為替相場は日々変動します。そのため、相場の状況によっては差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
金利変動リスク
取引を行っている通貨の金利が変動すること等により、保有するポジションのスワップポイントの受取額が減少する可能性、支払額が増加する可能性があります。また、ポジションを構成する2国間の金利水準が逆転した場合は、それまでスワップポイントを受け取っていたポジションで支払いが発生する可能性があります。
流動性リスク
外国為替証拠金取引では、取引業者(くりっく365ではマーケットメイカー)が買い気配および売り気配を提示し投資家の皆様の相手方となり、取引を行う方式を取っています。為替相場の急激な変動時等にはインターバンクマーケット等での取引量が少なくなることから、買い気配および売り気配のスプレッド幅が広くなったり、買い気配又は売り気配が提示されずに投資家の皆様が取引を行えない等により、不測の損害が発生する可能性があります。
信用リスク
外国為替証拠金取引では、取引業者の信用状況によっては損失を被る可能性がありますが、くりっく365においては、東京金融取引所が全ての取引の相手方となり、取引の履行を保証する「清算制度」を導入しています。また、取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、金融商品取引法および取引所規則により、取引業者はお客さまが差し入れた証拠金を取引所に全額預託することを義務づけられているため、当行が万一破綻しても、取引所に預託された証拠金は返還されます。
システム障害リスク
当行および取引所のシステム、または投資家、当行、取引所の間を結ぶ通信回線等に障害が発生した場合には、注文発注、執行等が行えずに機会利益が失われる可能性があります。
取引所為替証拠金取引は、少ない資金でより大きな金額の取引を行うことができます。ただし為替相場の変動等により証拠金預託額以上の損失を生じる場合がありますので、内容を十分ご理解いただいたうえでお客さまの判断と責任においてお取引ください。

イーバンク銀行について

商号等 イーバンク銀行株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第609号
加入協会 日本証券業協会、金融先物取引業協会