「イートラスト信託」の営業免許取得について

2008年4月1日

インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一、以下「イーバンク銀行」)の子会社である、イートラスト信託株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:倉知 英行、以下「イートラスト信託」)は、信託業の免許を申請しておりましたが、本日、当該免許を交付されましたのでお知らせ致します。

これにより、イートラスト信託株式会社は平成20年4月8日より営業を開始致します。

イートラスト信託の概要

1.商号 イートラスト信託株式会社
2.本店所在地 東京都千代田区内幸町1-1-7
3.代表者 代表取締役社長 倉知 英行
4.従業員 19人
5.資本金 9億円
6.株主
(  )内は出資比率
イーバンク銀行(50%)
金融サービス育成投資事業組合(40%)
  • 組合員:日本政策投資銀行、DBJ事業投資株式会社
住友商事株式会社( 5%)
三井住友海上火災保険株式会社( 5%)
7.業務内容 金銭の信託
金銭債権の信託
不動産の信託
有価証券の信託
知的財産権の信託 ほか
8.営業開始日 平成20年4月8日

イートラスト信託を活用した事業展開

当行は、イートラスト信託を通じて、かかる信託機能を広く社会に提供するとともに、当行の株主や取引先、並びに将来的には260万を超える個人顧客のニーズに合った多様な金融サービスの開発・提供を行い、当行グループの更なる企業価値の向上を図って参ります。

また、現在当行は、貸出業務や自己勘定による貸付債権投資(譲り受け)を行っておりません。このため、証券化商品は、当行における重要な運用手段の一つとなっています。当行は、かかる証券化商品の組成に際し、イートラスト信託を対象資産の証券化ビークル等として利用する予定です。

加えて当行は、他社が保有する貸付債権等の譲り受けを計画しておりますが、上述のとおり、当行がかかる債権投資を行うためには信託機能が必須となり、これをグループ会社の形で内製化することで、債権投資の機動性確保と投資利回りの実質的向上(信託報酬のグループ外流出の防止)を図ることが可能になります。