2008年2月14日
インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一、以下「イーバンク銀行」)は、2008年1月31日付で、信託業に関して申請をしておりました信託業法施行規則第81条に基づく予備審査が終了したことを受け、2月14日に創立総会を開催し、本日付でイートラスト信託株式会社(以下「イートラスト信託」)を設立いたしました。
また、同創立総会において、当行顧問の倉知 英行を取締役に選任し、同氏が代表取締役社長に就任いたしましたので、併せてお知らせいたします。
近日中に、信託業法第3条に規定する免許申請を行い、免許取得を条件として信託業の開業を行う予定です。
新会社の概要
1.商号 | イートラスト信託株式会社 |
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2.代表者 | 代表取締役社長 倉知 英行 |
3.取締役 | 7名(ページ下方ご参照) |
4.本店所在地 | 東京都千代田区内幸町1-1-7 |
5.資本金 | 9億円 |
6.株主 ( )内は出資比率 |
イーバンク銀行(50%) 金融サービス育成投資事業組合(40%)
三井住友海上火災保険株式会社( 5%) |
7.業務内容 | 金銭の信託 金銭債権の信託 不動産の信託 有価証券の信託 知的財産権の信託 ほか |
「信託」は、証券化を代表とする昨今の金融取引に欠くことのできない重要な機能の一つであり、金融技術の発展とともにそのニーズは益々高まりを見せております。当行は、イートラスト信託を通じて、かかる信託機能を広く社会に提供するとともに、当行の株主や取引先、並びに250万を超える個人顧客のニーズに合った多様な金融サービスの開発・提供を行い、もって当行グループの更なる企業価値の向上を目指すものであります。
また、現在当行は、貸出業務や自己勘定による貸付債権投資(譲り受け)を行っておりません。このため、証券化商品は、当行における重要な運用手段の一つとなっています。当行は、かかる証券化商品の組成に際し、イートラスト信託を対象資産の証券化ビークル等として利用することを想定しています。
加えて当行は、他社が保有する貸付債権等の譲り受けを計画しておりますが、上述のとおり、当行がかかる債権投資を行うためには信託機能が必須となり、これをグループ会社の形で内製化することで、債権投資の機動性確保と投資利回りの実質的向上(信託報酬のグループ外流出の防止)を図ることが可能になると考えております。
取締役
代表取締役社長 | 倉知 英行 | (元 イーバンク銀行 顧問) |
取締役 | 長濱 繁明 | (元 イーバンク銀行 キャピタルマーケット本部 部長) |
取締役(社外取締役) | 松尾 泰一 | (現 イーバンク銀行 代表取締役社長) |
取締役(社外取締役) | 星﨑 治男 | (現 イーバンク銀行 代表取締役副社長) |
取締役(社外取締役) | 郷原 淳良 | (現 イーバンク銀行 取締役) |
取締役(社外取締役) | 髙橋 宏輔 | (現 日本政策投資銀行 金融法人室長) |
取締役(社外取締役) | 伊藤 正敏 | (現 日本政策投資銀行 金融企画部課長) |
監査役
田中 壽 | (元 イーバンク銀行 顧問) | |
稲垣 高志 | (現 イーバンク銀行 常務執行役員) |