2005年8月5日
KLab株式会社(代表取締役社長:真田哲弥、本社:東京都港区)は、携帯電話を活用した広告やSP、CRMなどのマーケティング活動及び携帯電話上のeコマースやコンテンツサイトなどが共通で活用することができるケータイ共通ポイント制度「ケータイコイン」をサービス開始致しました。「ケータイコイン」は、イーバンク銀行株式会社(代表取締役:松尾泰一、本社:東京都千代田区)との業務提携により、貯めたポイントのリアルタイム換金を実現しました。
「ケータイコイン」は、まずは、KLab自身が運営する「ケータイコイン・ポータル」やその配信メールにおいて、広告を閲覧したユーザーに対してポイントを付与するところからスタートします。その後、他社に対しても「ケータイコイン」のシステムをオープンに提供していきます。参加企業は自社サイトや自社キャンペーンのインセンティブまたはデジタルプレミアムとしてユーザーに「ケータイコイン」を付与することによって、システム開発等の手間を掛けずに簡単にユーザーのクリックレートや参加率などを向上させることが出来ます。ユーザーは、広告の閲覧や新規会員登録、キャンペーン参加、アンケート回答などによって、ポイントを貯めることが出来ます。
ユーザーは獲得したポイントを、イーバンク銀行の口座や電子マネー「Edy」にリアルタイム換金することが出来ます。今後順次、着メロや着うた、ゲームといったデジタルコンテンツやモバイルコマースの決済への充当、商品との交換、他ポイントプログラムへの交換など、関連各社との連携によってポイントの利用先を広げていく予定です。
携帯電話上のポイントシステムとしては、各企業が単独で実施しているポイント制度や通信キャリアが実施しているポイントシステムが有りましたが、「ケータイコイン」は3キャリア共通であらゆるサイト、あらゆる業種の相乗りを可能にすることにより、1社単独でのマーケティングに比べて相乗効果を上げ、対費用効果の高いモバイル・マーケティングツールを目指しています。
「ケータイコイン」は初月5万人、サービススタートから1年間で100万人の会員登録を想定しています。
KLabは、これまでも、携帯電話を用いたプロモーション&CRMの為のASPである「Quick Builder」やFeliCaを用いたインタラクティブ広告配信システム「ポスタッチ」などを提供してきました。また、今年2月には、電子金券やポイントシステムの専門会社である「電子金券開発株式会社」を株式会社シャディと共同で設立するなど、モバイル・マーケティングに力を入れてきました。そこに「ケータイコイン」が加わることにより、モバイルマーケティングを総合的にサポートできる体制が整います。
「ケータイコイン」は、ケータイ共通ポイント制度として、下記のような事業展開を行っていきます。
これまで多くのポイントサイトでは、お客様の銀行口座への入金が月末のみ対応されている等、実際に現金を受け取るまでにタイムラグがありました。これをイーバンク銀行との業務提携により、24時間いつでもポイントを即時換金できる機能を実現いたしました。イーバンク口座をお持ちのお客様は、全国の郵便局やセブン-イレブン等にあるアイワイバンク銀行のATMから、ポイント換金後すぐに現金を引き出すことができるようになりました。