イーバンク銀行、スパイウェア対策として「ワンタイムセキュリティボード」を導入

2005年8月4日

暗証番号に対応するランダムな英字を入力し安全性を向上

インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一、以下イーバンク)は、スパイウェア等による不正利用の対策として、暗証番号を安全に入力できる「ワンタイムセキュリティボード」(以下セキュリティボード)を8月5日(金)より導入いたします

セキュリティボードは、0から9までの各数字に対応して、英字がランダムに表示される変換表です。お客様はインターネットを通じてパソコンから出金等の取引を実行する際、暗証番号(4桁から12桁の数字)の代わりに、取引画面に表示されるセキュリティボードを参照して、該当する英字をキーボード から入力します。数字と英字の組合せは、取引ごとにランダムにセキュリティボードへ表示されるため、万一、スパイウェア等がパソコンに侵入し暗証番号に該当する英字を盗まれても、次回以降の取引 には使用できず、暗証番号をご存知の本人のみがイーバンク口座をご利用いただけます。セキュリティボードのご利用には、特別な設定等は必要なく手数料も無料です。お客様のご利用環境を登録できる「IP制限サービス」と組み合わせることで、さらにイーバンク口座の安全性が高まります。

取引画面に表示されるセキュリティボードのイメージ

以下のセキュリティボードの場合、例えば暗証番号が「1189」であれば、「sstw」を入力します。

イーバンクはこれまで、スキミングやフィッシング等の犯罪による被害を防止する観点から様々なセキュリティサービスを導入しており(表1)、今後もお客様が安心して口座をご利用いただけるよう、セキュリティ対策の拡充を進めてまいります。

表1:イーバンクで導入済みの主なセキュリティ対策

販売開始日 対応策 導入時期(年)
スキミング ATM出金停止機能
ATM出金制限サービス
ATM不正利用通知メール
フィッシング キーワード確認ログイン
アドレスバー/ステータスバーの表示
IP制限サービス
スパイウェア ワンタイムセキュリティボード
IP制限サービス
不正利用(携帯電話) モバイルアクセス制限
その他全般 メール通知サービス
預金口座不正使用保険
キャッシュカード盗難保険

イーバンクでは上記の主なセキュリティサービスに加え、2001年7月の開業時よりSSL128bitによる通信内容の暗号化、タイムアウトによる自動ログアウト、誤った入力によるログインパスワードのロック、暗証番号入力ミスによる口座のロック、前回ログイン日時(日・時・分・秒)の表示、一定期間経過後のログインパスワード・暗証番号の変更推奨、カスタマーセンターによる24時間対応など、複数のセキュリティ機能を導入しております。