フィッシング詐欺への対応について

2004年11月2日

インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一 以下、イーバンク)は、正規の通知メールを装いログインパスワードや暗証番号等を盗もうとする不審なメールによるフィッシング詐欺(未遂)を10月31日に確認いたしました。本件に関して直ちにお客様からご連絡をいただき対応した結果、現金盗難等の犯行を未然に防ぐことができました。

フィッシング詐欺の内容

イーバンクからの入金通知メールを装ったメール(件名:イーバンク銀行からのお知らせ[入金がありました] )が一部のお客様のメールアドレス宛てに届き、同メールに記載されているURLからのリンク先ログイン画面(正規ログイン画面の偽装)で支店番号・口座番号・ログインパスワードを入力すると、「システム上の確認」と称するなどして暗証番号の入力を促すものです。

昨日、お客様のご協力により該当メールの送信元アドレス及びメールに記載されているログイン画面のURLを調査した結果、イーバンクとはなんら関係のないアドレスとURLを利用した詐欺行為であることが判明いたしました。イーバンクではメールによってお客様のログインパスワードや暗証番号をお尋ねすることは一切なく、お客様に対して再度ご注意を促しております。

イーバンクでは現在、以下のとおりフィッシング詐欺対策に積極的に取り組んでおり、今後さらに対策を強化していく方針です。

  • お客様が正規のイーバンクサイトであることをご確認いただけるよう、ログイン画面にアドレスバーとステータスバーを表示
  • ウェブサイト(http://www.ebank.co.jp/)のブックマーク登録を推奨 など

本件に関してはすでに警察等関係機関へ通報済みであり、万一、お客様が不審なメール等を受け取った場合には、リンク先画面にアクセスすることなく、速やかにご連絡いただくよう今後も周知を進めてまいります。今回、お客様から早期にご連絡いただいたことにより、悪質な行為に対して迅速に対応できたことに御礼を申し上げます。

なお昨日、新潟県中越地震の義援金募集を装い、千葉県市川市の民家などにチラシが配られた 詐欺行為に関して、イーバンクでは該当口座への入金を停止し警察等関係機関へ通報しております。