ホーム > 公営競技 > ボートレース > はじめてのボートレース
公営競技は適度に楽しみましょう
ボートレースは6艇による競技で、他の公営競技より予想しやすい!
さらに近年人気の早朝から始まる「モーニングレース」なら、A級選手(強い選手)をより高い勝率が期待できる1号艇に組み込んだレースもあるので、さらに予想しやすく気軽に楽しめるレースが増えています。
ボートレースのコースには、赤と白のソフトクリームのようなものがあり、こちらは「ターンマーク」というターンする際の目印です。また、なんと言っても目立つのは、直径3mの大時計。この大時計の針が12時を指した時がレーススタートの合図!全艇がエンジン全開で第1ターンマークを目指します。
ボートレースのスタートは、決められた時間内にスタートラインを通過する「フライングスタート方式」が採用されています。スタートラインを他艇より早く通過すれば有利になりますが、大時計が0秒を示す前に通過すると「フライング(F)」、1秒以上遅れて通過すると「出遅れ(L)」となり欠場となります。
フライングや出遅れを行うと自粛欠場の厳しいペナルティーが科せられます。
フライング1本で、30日、2本目は60日、3本目は90日の自粛欠場になります。出遅れは本数になく30日の自粛欠場になります。
ボートレースの基本的なレースの流れは、大きく分けて「1.展示航走」→「2.発売」→「3.本番レース」の順番で行われます。
スタート展示とは、次のレースに出場するボートレーサーたちが本番のレースを想定したコース取りとスタートを行うことです。ボートレースの場合、艇番と進入コース(コース取り)が異なることもあるため、選手の動きに要注目です。
ピットに待機しているボートが、出走の合図とともに発進します。
本番レースで狙っているコースを主張し合うコース取り。スタート展示と本番レースでの並びは変わることもしばしばあります。
コース取り争いが終わると、間髪を入れずに全艇がスタートラインへ向かい動き出します。
スタート展示で全艇がスタートを切ると、その流れで「周回展示」に入る。周回展示とは全艇がファンに調子を見せる展示のことで競馬でいうならば「パドック」のようなものです。
6艇の中で動きの良かった艇をチェックするのが、この周回展示の一番の目的です。ボートレーサーによってはクセがあるのでこのターンが完璧ということはないが、何度も見ているうちに調子のいい艇が解るようになるはずです。
周回展示2周目のバック側の直線150mのタイム。タイムが早ければ、直線での伸びがいいということになります。
展示航走が終わった直後に発表されます。
この展示タイムが成績に直結することもあり、重要な情報のひとつでもあります。
展示航走が終わると、そのレースの舟券の発売が開始となります。発売時間は、一般戦の午前中のレースでは20分弱と短いですが、優勝戦では30分以上あるなど、レースによって異なります。各レースの発売締切時刻は、出走表に明記されています。
インターネット投票サービス「TELEBOAT」なら、締切時刻まで投票が可能です。
1周600mの水面を3周で決着をつける「ボートレース」。そのレースの流れを順番に解説いたします。
レースに出場する6艇が待機している「ピット」から一斉に6艇が飛び出す、これがピットアウト。1号艇のボートレーサーは、一番有利な1コースを取りやすい。
ピットを離れてからスタートするまでの間、1号艇が必ず1コースからスタートする必要はありません。各レーサーは自由に、自分に有利なコース取りの駆け引きを行います。待機行動からすでに熱い戦いが始まっています。
6艇が一斉にスタートラインへ向かい動き出します。0.01秒でも早いとフライング【記号:F】、1秒以上遅れると出遅れ(レイト)【記号:L】となり、その艇に関係する舟券は返還される。
ボートレースの醍醐味は何といってもこの1マーク!先頭で通過することで、その後レース展開が有利になる、最も重要なポイントです。各レーサーは様々な手を使い最初にここを回ろうとします。
後ろを走っている艇は、先行艇の引き波の影響を受けてしまうため不利になりますが、熾烈な2着争いや、時には1着の逆転も見られます。最後まで気の抜けない勝負が繰り広げられます。
3周2マークを回ったらあとはゴールラインを通過するのみ。ゴールラインはスタート位置と同じ場所です。2着、3着は接戦になることも多く、ゴールまで目が離せません。
ボートレーサーの年齢層は平成生まれの10代から70代のレーサーまで幅広く、レーサーの総数は約1,600名。さらに注目すべきはそのうち約1割が女性レーサー。女性限定のレースもありますが、男女混合のレースも当たり前に開催されています。性別に関係なくレースを戦う世界でもまれなプロスポーツです。
約1,600名のレーサーは、その勝率によって「A1」「A2」「B1」「B2」4階級に分けられています。最上級は「A1」級で全レーサーの上位20%程度。賞金額、権威ともに最高峰のSGレースには原則として「A1」レーサーのみが出場できるなどの制限があります。階級は勝率をもとに毎年1月と7月の半年に一度更新されます。
ボートレースには相撲のように「決まり手」があります。戦法は6種類!レースを予想する時に、「このレース場は逃げが多い」などの特徴も参考になります。
1コースのレーサーが2コースより外のレーサーに抜かれることなく、1つ目のターンマークを回る戦法。
2~6コースのレーサーが内側のボートを先に行かせた後に開いたインコースから追い抜く戦法。
ボートレースでは1周目の第1マークを抑えたレーサーの勝率が高いが、3周の間に逆転する事もあり、その戦法を抜きという。
2~6コースのレーサーが内側のボートを外から追い抜く戦法。
いくつかのボートをまくり、なおかつ先行しようとしたボートを差すという高度なテクニックを要する戦法。
先行したボートがフライングなどでレースから除外された場合。
SG(読み:えすじー、スペシャルグレードの略)は年間8回の強豪が揃うボートレース界最高峰のレース。レースのグレードは全部で5つ。レーサーのランクに応じて参加資格も異なります。SGレースの最高優勝賞金は1億円とまさに桁違い。
朝8時半頃から始まるモーニングレースや夜8時半過ぎまで開催されるナイターレースもあるから、ボートレースは朝から晩まで一日中楽しめます。
グレード | 年間回数 | 優勝賞金 | 主なレース |
---|---|---|---|
SG | 8回 | 3,400万円~
|
グランプリなど |
強豪が揃うボートレース界最高峰のレース | |||
GI | 35回前後 | 480万円以上 | プレミアムGI 周年記念など |
原則としてA1レーサーのみが出場できるレース | |||
GII | 8回前後 | 450万円以上 | レディースチャレンジカップ・全国ボートレース甲子園 秩父宮妃杯・MB大賞など |
GIに準ずる強豪が集まるレース | |||
GIII | 50回前後 | 約105万円以上 | オールレディース・イースタンヤング・ウエスタンヤング・企業杯 |
オールレディース、イースタン/ウエスタンヤングなど | |||
一般戦 | ほぼ毎日 | 74万円以上 | 上記以外のレース |
地元戦などは賞金がやや高い |
ボートレース場は関東以西に全24場。
あなたのお住まいのそばにもあるかもしれません。ぜひ一度は実際のレース場でライブの感動を味わってみてはいかがでしょうか?
ボートレース場は無料の一般席の他にも有料の指定席があり、快適なソファでくつろぎながら、ゆっくりと落ち着いた雰囲気で楽しみたい方には指定席もおすすめです。
その他、個室のVIP席、カップル専用席、女性専用席、シルバー専用席があり、気兼ねなく快適に楽しめます。(ボートレース場によっては専用席がない場合もあります。)
きれいなフードコートで迫力のレースを観戦しながら、B級グルメや地元の名物料理を楽しめる!
ボートレース場ではヒーローショーやお笑い芸人のライブなど、ご家族やカップルでも楽しめるイベントがいっぱい!さらに親子で楽しめるキッズパークを設置したレース場も!
“ハッピープログラム”は楽天銀行のお客さま優遇プログラムです。エントリーするだけでお取引ごとに楽天ポイントが貯まり、楽天ポイントを振込手数料にご利用いただけます。
ボートレース以外にも、魅力的な公営競技がたくさん!