株主・投資家の皆さまへのメッセージ

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

当行は、2023年4月21日東京証券取引所プライム市場に新規上場いたしました。これもひとえに皆さまのご支援、ご高配の賜物と心より感謝申し上げます。
株式上場を機に、上場企業としての社会的責任を自覚し、今後ともステークホルダーの皆さまに信頼され、広く社会貢献できる企業となるよう、従業員一丸となって努力を重ねてまいります。

当行は、銀行としての社会的責任と公共的役割を自覚し、高い自己規律に基づく健全かつ効率的な業務運営を心がけることにより、社会からの揺るぎない信頼と存在価値の確立に努めます。また、楽天グループの一員として「Mission、Vision、Values and Principles」を共有し、FinTech領域におけるグローバルイノベーションカンパニーを目指し、企業価値を高めながら社会に貢献し、社会との共生を目指します。

また、ゼロキャッシュ時代の到来を見据えたFinTechのリーディングカンパニーとなることを目指し、更なるお客さま基盤の拡充と収益基盤の強化、FinTech領域の成長取込みに向けた中長期ビジョンを2022年4月に策定しました。
中長期ビジョンにおける基本方針としては、FinTechのリーディングカンパニーとなることを目標として、楽天エコシステムとのシナジーを最大限に発揮することによってお客さまの数とお客さまの取引機会を増やし、適切なリスクコントロールの下で業容拡大の更なる加速化を進めます。個人のお客さま向けビジネスにおいては、①「生活口座として利用される銀行」、②テクノロジーを活用した時間と場所を選ばない「安心・安全で便利な銀行」として、従前のリアル店舗における銀行サービスの単なるデジタル化を超えて、お客さまの生活に役立つ総合金融サービスをデジタルにて提供することを目指します。法人、個人事業主のお客さま向けビジネスにおいては、データ及びテクノロジーを活用することにより、預金、為替、融資といった全ての銀行サービスをニーズに合わせてワンストップで素早く提供し、①「取引先企業の規模にかかわらず全ての取引先に利便性を提供する銀行」、②「企業経営者のパートナーになる銀行」を目指し、本邦金融市場におけるシェア拡大を進めます。
当行は、中長期ビジョンを着実に実現していくことにより、企業価値の最大化に努めていきます。

当行は、お客さまに銀行サービスを提供するだけではなく、地域、社会に貢献していくことも重要な責務であり、サステナビリティに関する課題についても、当行の最優先課題の1つとして取り組んでいく必要があると考えております。具体的には、リアルな店舗網を持たないインターネット銀行という当行の存在自体が環境フレンドリーであることは基より、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、子会社の楽天信託において約10年にわたり太陽光発電プロジェクトを受託し、推進してまいりました。
今後も銀行業という公共性の高い事業を営む責務を踏まえ、デジタルバンクとしての特性を最大限に発揮して、環境や社会が抱える課題の解決に貢献できるよう取り組んでまいります。

皆さまにおかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年4月
代表取締役社長 永井 啓之

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