トップメッセージ

すべてのステークホルダーの皆さまへ

平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
このたび、楽天銀行の代表取締役社長に就任しました、東林です。

楽天銀行は、2009年に楽天グループに加わり、現在では口座数1,700万、預金量11兆円規模と国内有数のデジタルバンクとして多くのお客さまにご支持いただき、高い評価をいただいています。 また、2023年4月には東京証券取引所プライム市場に上場し、足元では時価総額1兆円超の規模にまで成長しております。 これらの成果は、ステークホルダーの皆さまのご支持とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

さて、現在取り組んでおります、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「中長期ビジョン」では、連結経常収益、連結経常利益、単体口座数、単体預金量の数値目標を掲げています。 連結経常利益目標700億円については2年前倒しで達成し、連結経常収益目標2,000億円についても今期末に1年前倒しで達成することをめざしており、いずれも大変順調に進捗しておりますが、単体口座数2,500万口座、単体預金量20兆円の目標については、更なる成長の余地を残しています。

これらの目標達成、および今後の更なる成長に向けては、楽天グループ・楽天エコシステムとのシナジーをより一層、追求していく必要があります。そのために、楽天グループと更に強固な連携を実現し、併せて当行組織の活性化を推進することで、昨今の当行を取り巻く事業環境の急速な変化に対応してまいります。

当行は、楽天グループの一員として「Mission(イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする)、Vision(グローバルイノベーションカンパニー)」を共有し、FinTech領域におけるグローバルイノベーションカンパニーを目指し、企業価値を高めながら社会に貢献し、社会との共生を目指して事業を営んでまいりました。また、時間や場所の制約に捉われず、お客さまに利便性の高い銀行サービスをいつでも、どこでもご利用いただけるよう最高水準のデジタルバンキングサービスを提供すべく、常にお客さまの声に耳を傾けながらサービスのレベルアップを図り、「安心・安全で最も便利な銀行」となることを目指しております。

新経営体制の下でも、引き続きスピード感をもって事業を進め、全社一丸となって、FinTechのリーディングカンパニーとして名実ともに「安心・安全で最も便利な銀行」となるべく邁進していく所存です。

今後とも、皆さまの一層のご支持とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年6月
代表取締役社長

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