スワップポイント(スワップ金利)とは、通貨間の金利差調整分のことです。一般的に、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買えば、2通貨間の金利差からその差額を受け取ることができます。
逆に、金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買えば、今度はその差額を支払うことになります。現在、日本の金利は世界で最も低水準ですから、対円の通貨ではほとんどの場合、外貨の買い持ちでスワップポイントを受け取り、売り持ちでは支払うことになります。
スワップポイントの付与タイミングについては、各営業日の終了時(メンテナンスに入る時間)となります。楽天銀行では、取引時間終了後システムメンテナンス時間に入った時点でポジションを保有していた場合、メンテナンス時間終了後、保有ポジションにスワップポイントが付与されます。また、付与されるスワップがプラスの場合は受取、マイナスの場合は支払いとなります。
スワップポイントは純資産には毎営業日反映されますが、お客さまのお預かり口座で実際に受渡されるのは発生日の翌営業日の時点となっております。
仮に豪ドル/円=100円だったとして、50万円の証拠金を預けていたとします。ある日の取引では、1万豪ドル通貨を保有していると、この場合レバレッジは2倍となり1日あたり72円のスワップポイントがもらえました。同条件で2万通貨にポジションの保有を増やせば、レバレッジは4倍で、スワップポイントの受取りは倍の144円となります。
このように、同じ証拠金の範囲でも、レバレッジを駆使することでスワップの魅力も大きく変化し、またポジションを長期で保有することで、定期収益を狙うこともできます。
※ 保有するポジションによっては、レバレッジによって支払うスワップポイントが増えます。
※ 2通貨間の金利差が縮小するとスワップポイントの額は少なくなり、また、金利差が逆転するとスワップポイントの受取りと支払いの関係が逆転します。
また、稀に一方の通貨において、価格が不安定な状況となった場合に、金利差を反映しない場合がありますので、ご注意ください。
高金利通貨を売って低金利通貨を買う場合は、スワップポイントは支払いとなりますが、デイトレなら発生しないので気にせず売買できます。
新・楽天銀行FX口座の開設はこちら