回帰トレンドは一般的なトレンドラインと異なり、高値、安値を結んだりせず任意の期間の値動きの中心線に回帰直線を引き、その上下に二本づつ標準誤差を加減した線を引いた計五本の線で分析を行う指標です。
■初期設定
期間…125、次数…1、予測期間…26
※次数…次数が1の場合は線形回帰トレンドとなり、その値をY、日数をXとした場合、Y=aX+bとなります。
次数が2の場合は、Y=aX2+bX+c、3次では、Y=aX3+bX2+cX+dとなり、6次まで設定できます。
※予測期間…最新の描画罫線からどれだけ先の期間を描画するか設定できます。
なお回帰トレンドの各種設定については【表示・環境設定】の「チャート」、もしくは描画された回帰トレンドをクリックすることでも行なえます。
チャート画面上部の【テクニカル選択】をクリックし、トレンド系の回帰トレンドをクリックしてください。またはチャート画面上で右クリックをし、【テクニカル】から線形トレンドを選択することでも可能です。
トレンド:相場変動が小さい時は緩やかに傾き、急激に変動し、トレンドが出た場合は傾きが急になります。
変動幅:相場に動きがない時は幅が狭く、激しい場合は拡大します。
[1]相場が上昇する時は、レートが中心線を上抜き、上方で推移し、下降する時は、レートが中心線を下抜き、下方で推移します。
[2]トレンドが上向きでレートが+2σを超えたら売り、トレンドが下向きで株価が-2σを割り込んだら買い。
[3]レジスタンス(上値抵抗線)…+1σ、+2σ、サポート(下値支持線)…-1σ、-2σ
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がることを保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。