強弱レシオについて

強弱エネルギー(Aレシオ)と強弱人気(Bレシオ)の変化の累積により相場の先を読むオシレーター系分析方法です。この指標は2つの指数より構成されます。(26日間累積)
【Aレシオ】…当日の「始値」を基準として「強」、「弱」それぞれの「エネルギー」を算出します。
「当日の高値」から「当日の始値」を差し引いたものを「強エネルギー」とし、また、「当日の始値」から「当日の安値」を差し引いたものを「弱エネルギー」とします。そして、それぞれの「エネルギー」を26日間合計し、「強エネルギー」を「弱エネルギー」で割ったものが【Aレシオ】となります。
【Bレシオ】…「前日の終値」を基準として、「当日の高値」から「前日の終値」を差し引いたものを「強人気」。「前日の終値」から「当日の安値」を差し引いたものを「弱人気」とみます。
そして、それぞれの「人気」を26日間合計し、「強人気」を「弱人気」で割ったものが【Bレシオ】となります。

■初期設定
期間…26

なお強弱レシオの各種設定については【表示・環境設定】の「チャート」、もしくは描画された強弱レシオをクリックすることでも行なえます。

描画方法・基本的な見方

描画方法

チャート画面上部の【テクニカル選択】をクリックし、オシレーター系の強弱レシオをクリックしてください。またはチャート画面上で右クリックをし、【テクニカル】から強弱レシオを選択することでも可能です。

描画方法

基本的な見方

[1]Aレシオはエネルギーの強弱が均衡しているときは100%近辺に落ち着きます。40%や70%あたりが底値圏で下落基調から反転することが多いため「買い」と判断します。
Bレシオも人気の強弱が均衡しているときは100%を中心に動きます。人気(過熱感)を測る指標なので一般的には「300%以上」が高値圏、「目先天井」と見ます。
[2]AレシオとBレシオを併用した見方
A・Bレシオが高い位置から急落し70%を下回った時→買い
低い位置でBレシオがAレシオを下から上に抜いた時→買い
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がることを保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。

基本的な見方
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