ホーム > 資産運用 > 外貨預金 > 特集 > 中国人民元の魅力に迫る
お取引の際に必ずお読みください 外貨預金の重要事項

こんにちは。楽天銀行です。
2013年7月30日より取扱い開始をし、ご好評の中国人民元預金。
さらなる投資を検討されているお客さま、まだ投資をされていないお客さまへ、中国人民元への投資検討の材料になればと「中国特集レポート」をご用意いたしました。
レポートの製作は、中国・香港に上場する企業のデータブック「中国株二季法」を出版するDZHフィナンシャルリサーチ社様にお願いをいたしました。中国に関する情報収集に強みのある企業が製作したレポートをぜひお楽しみください。
【ご注意】

「人民元(じんみんげん)」とは、中華人民共和国(以下、中国)の通貨です。ただし、「人民元」という呼称自体は日本におけるもので、中国では「人民元」とは呼ばず「人民幣(じんみんへい)」と表記されます。依然として当局による厳しい管理体制といった面はあるものの、近年では国際決済における人民元使用解禁にともなう決済規模の急拡大をはじめ各国とのスワップ協定の締結といったように、人民元はその国際的な地位を確固たるものにしつつあります。
中国の為替制度において1994年1月と2005年7月の大規模な改革は人民元へ大きな影響を与えました。
1994年1月、大規模な制度改革によって中国の為替制度は大きな変革を成し遂げました。以前の為替制度における為替レートは貿易取引で用いられる「実勢レート」と貿易以外で用いられる「公定レート」という二重レートの構造になっていましたが、1994年1月の為替制度改革の実現によって前者の「実勢レート」に一本化されました。さらに、上海に「外貨取引センター」を設立し、中国内におけるすべての為替取引を一点集中させるシステムの構築により、市場で為替レートが決定する仕組みが作られました。しかしながら、現在においても中国人民銀行が為替介入を実施し為替レートを誘導する仕組みは残っていますので、市場が為替レートを完全に決定する「変動相場制」への移行には至っていません。したがって、管理される部分が多いことから「管理フロート制」と呼ばれています。
そして、2005年7月には中国人民銀行が、これまでの為替レートを実質的にドルとペッグしてきた状態とし徹底的に管理してきた制度を改め「通貨バスケットを参考とする管理フロート制」を導入、約2.1%の人民元切り上げを発表しました。この発表は世界を驚かせることとなり「人民元ショック」と呼ばれるほどのインパクトを市場に与えました。
(2)のように中国人民銀行は為替制度改革を実施し、「通貨バスケットを参考とする管理フロート制」を導入してから8年が経過しています。しかしながら、「管理フロート制」の枠からは脱しておらず、中国人民銀行による厳しい管理体制が続いており、為替政策の根本的な部分に関しては変わっていない現状もあります。
ただし2005年7月以降の動きとしては、米国からの「人民元が不当に安く(人民元安)操作されている」との批判もあり、2010年6月に中国は人民元の弾力化を発表。発表以降は緩やかながら人民元は対ドルで「人民元『高』・ドル『安』」に進んでいます。
中国の為替レートには様々な規制がかけられています。順を追って説明していくと、中国人民銀行は毎日、取引の初値となる「中間値(基準値)」を発表します。その後は市場の動向に任せるのですが、1日のうちで上下1%の範囲に収めなければならないという制限があり、仮に人民元の上昇が続いていても、中国人民銀行が「中間値(基準値)」を低く(人民元安)設定した場合、さらなる人民元の上昇は抑制されますし、その「中間値(基準値)」の動向を見れば、中国人民銀行の人民元への方向性もある程度把握することが可能となります。

